お茶がアンチエイジングをする上で果たす役割

お茶には抗酸化力が備わっています。
人間の体のあらゆる機能は、年齢とともに衰えていきます。肌にはシワが生じ、潤いが減っていきます。人間もナマモノである以上、酸素に触れている過程において徐々に錆びが始まります。この錆びを進行させる原因は、活性酸素です。
活性酸素は、外敵から身を守る防御の役割があるものの、この防御の為の兵隊たちが増えすぎることで逆に体に悪さをします。増え過ぎる活性酸素に歯止めをかける機能も、年齢とともに衰えて行きます。
だからといってこの活性酸素のなすがままにさせて、泣き寝入りすることはできません。日々の生活習慣を整えながら対抗しています。運動や食生活の見直しなどは、体が錆びないように磨いておくための地道な活動になります。アンチエイジングともなりますと、肌を若返らせることばかりに意識が向きがちですが、体の中を整えることこそが効率のよいアンチエイジングにつながっていきます。
抗酸化力を体に植えつける食材や飲み物は多く存在します。その中のひとつに、お茶があります。お茶の成分の中のカテキンというポリフェノールの一種がその働きを担います。普段、お茶はリラックスしているときやリラックスを求めたいときに摂取しますので、体としてはストレスを切り離そうとしている矢先になりますので、効果的にアンチエイジングのための抗酸化力を得ることになります。
植物の活力を借りるという点では、漢方をはじめとして昔から行なわれてきたことでもあります。日常生活の中のごく当たり前の習慣からでもアンチエイジングの成果が得られる手軽さが見直されています。お茶にも多くの種類がありますが、愛飲者の多い煎茶には他のお茶以上の抗酸化力の高さがあります。